NNR 前向きにお世話をしていらっしゃる先生ですが、辛かったというか、このお仕事を辞めたいと思った事などはありませんか?
東山先生 3~4年前に、一度だけ辞めようと思った事がありました。何か大きな出来ごとがあったわけではありませんが、国際結婚の相談室も減り、単純に女性会員様の入会が減った事と、3年前に宅建を取得し、始めた不動産事業が順調だったので辞めてもいいかな…と(笑)
そんな時、「国際結婚の事業を提携して欲しい、東山さんと組みたいんだ」と言われ、もう一度頑張ってみよう!と。運命なんですかね。
NNR 国際の会員数が減っている理由は何でしょうか?
東山先生 日本への留学生が少なくなっていることは理由にあるでしょう(※東日本大震災以降、日本への留学は減少傾向にある)広告を出しても、反応が少ないですから。また、日本人男性の好みに合う女性を集めるのが、難しくなってきたという背景もあると思っています。日本の男性が求める条件が、高いんです(笑)私の周りではここ数年、国際結婚のトラブルも聞いていませんが、国際を扱う相談室自体が少なくなってきているのは残念ですよね。
NNR 国際結婚を希望している男性に何かアドバイスはありますか?
東山先生 結婚したいのなら、無理はしないでいただきたいという事です。現実を見て、ふさわしい年齢のお相手ときちんと幸せになって欲しいと思います。家族を持てば、もちろん家族も幸せにしていただきたいです。
NNR 国際結婚を扱う上で気を付けていることは何ですか?
東山先生 国際のお見合い料、成婚料については日本人同士とは違う決まりがありますが、それとは別に相談室によっても多少の違いがあるので、料金や支払いについては、お見合い料金の支払いをはじめ、必ず相手の相談室と確認し合う事が大切だと思います。
NNR このお仕事のやりがいは何ですか?
東山先生 成婚した会員様から子供が生まれたと報告をいただいたり、毎年年賀状に近況が書かれたりしていると嬉しいですね!日本が好きだから日本に住みたいと願っていても、永住権が取れない方を見てきました。単純に、運がなく、永住できないケースもありました。私は、日本が好きです。日本の良さが分かるからこそ、日本が好きな女性を応援したいですね。
NNR 今日はどうもありがとうございました。
東山先生 結婚は「縁」によるところが大きいですよね。日本人は優しくて真面目です。だから日本人男性にも幸せになって欲しいと思い、国際をやらせていただいています。無理にする結婚ではなく、男女会員様の思いが尊重された、「ふさわしい」お相手と出会い、ご成婚いただけるよう、これからも頑張ります!
(2005年1月加盟 2019年5月取材)