家族に支えられて
今の自分があるからこそ、
会員様の願いを叶えるお役に立ちたい！

（聞き手／ＮＮＲ本部　川口輝美）

ＮＮＲ　先生は元々、他の連盟に加盟され、その後NNRに加盟されたと伺いました。NNRに加盟いただいた理由をお聞かせいただけますか？

霜田先生　最初に加盟していた連盟で、何名かの会員様のお世話をしていました。NNRに加盟されていた大ベテランの結婚相談所の先生から、「NNRは相談室と連盟の距離が近くてアットホームよ！」と勧めていただきました。このお仕事を始めた時から、会員様のためにできる限りの努力をしよう！と思っていましたので迷うことなく加盟しました。NNRに加盟した後、分からないことがあって電話をしたのですが、たまたま土橋社長にご対応していただきました。面識はなかったのですが、成婚が出ていることを褒めていただき、嬉しくて励みになりました。スタッフの方も電話をすると明るく対応して下さって、心強かったです。

ＮＮＲ　このお仕事を始められたきっかけや、これまでの職歴やキャリアを伺えますか？

霜田先生　若い頃は金融機関で働いていました。独立志向が強い方で、いずれは自分で何かしたいと思っていました。結婚して子供が生まれてからは専業主婦。子どもが小学生の頃からは保険代理店でパートをしていましたが、子育てにも夢中でした。一方で、年齢を重ねた後のことが不安で、定年を気にせず働くことができる自営業や資格取得への関心が、漠然と湧いていきました。そこで、子育てにも役立つとの思いから、心理学やメンタルトレーニングの勉強を始め、コツコツ積み重ねていきました。 やがて子ども達も大きくなり、親元を離れた時に心にポッカリと穴が空く、所謂「空の巣症候群」になってしまったんです(笑)。このままではダメだと思い、起業を本格的に考え始めました。“主婦にも出来ます！資格は不要”という、魅力的な結婚カウンセラーという仕事があることをインターネットで知りました。友人の知り合いの結婚相談室の方にお会いして仕事内容などを聞かせていただいた時に、「お喋り好きのあなたなら出来る！」と言われた事がきっかけで今に至ります(笑)。
人好き、世話好き、という自他共に認める性格もこのお仕事に魅力を感じた理由の一つです。子どもが親元を離れたことで、私は家族に支えられてきたんだと改めて感じていました。だからこそ、結婚して家族を持ちたいと考える方々の一助になれればと、強く思ったことが開業の背中を押しました。

ＮＮＲ　実際にお仕事を始められて、思っていたことと違うな…と思うことはありましたか？

霜田先生　思ったより簡単に稼げないことですかね(笑)。
よく考えたら、簡単に稼げる仕事なんて、世の中にないですよね。私は割と人脈があると思っていたので、集客はなんとかなるかと思っていましたがスタート当初は思うようにいきませんでした。ようやく最初の入会が決まった時は、嬉しかったですね。これで、ようやく会員様のお世話ができる！と思いました。
「結婚相談所を始めたばかりで、私も勉強させていただく身なので低価格で」とお願いして入会してもらった会員様でしたが、ちょっとした行き違いがあり、残念ながら退会に。この経験で、会員様との信頼関係がとても重要だという事を思い知りました。

ＮＮＲ　残念な結果にはなりましたが、気づきがあった事は良かったと思います。その後の集客はどうされましたか？

霜田先生　いつもチラシを持ち歩き、知り合いに結婚相談所を始めた事を継続的に伝えしました。直ぐに問い合わせがなくても、後になってご紹介いただいたりもしますので、継続的な情報発信は大切だと思います。加えて、開業して数か月後にホームページも作りました。私に全く知識がないため、主人が制作してくれました。ただ、プロが作ったページと比べると、見劣りするのは否めず…。主人には申し訳ないのですが、ホームページは只今絶賛リニューアル中です(笑)。ホームページに載せるブログなどについては、NNR本部スタッフさんからのアドバイスを参考にさせていただきます。また、今はお休みをしていますが、集客の一環として知り合いのレストランとコラボしてお見合いパーティも開催してきました。お料理とお酒もしっかりお出しするので、例えマッチングされなかった方でもご満足いただいていると思います。始めた頃は最初の挨拶や自分自身の紹介も不慣れで、緊張の連続でした。独自に作成した質問カードを使い、参加者同士が話題に困らないような工夫も取り入れたりしています。何事も経験ですね(笑)。

ＮＮＲ　コロナ禍でどこも大変ですが、コロナ禍以前と以降で、変化を感じることはありますか？

霜田先生　世の中も婚活業界も、大きく変わりましたよね。春先はどうなってしまうのかと不安でした。ようやく最近になって、お問い合わせが増えた様に思います。ステイホーム期間に不安になったという声も聞きました。市場は動き始めています。婚活を始めるには絶好のタイミングですよね。

ＮＮＲ　コロナウイルスの影響で大変な事も多いと思いますが、私たちも力になりますので一緒に頑張りましょう！続いては、入会時の面談についてお聞かせください。ご入会いただく会員様の条件や、先生独自の拘りなどがありましたら教えて下さい。

霜田先生　入会をご検討されている方との面談は、カフェで気軽にお茶を飲むスタイルで行っています。私と会員様の相性はとても大事なので、面談時に「この方をサポートできるかな？」と考えたり、良い所をできるだけ見つけようとしています。入会後はプロフィール作成のためのヒアリングを、約2時間かけて行います。特に、プロフィール作りには、全力を注ぎますよ(笑)。年齢や年収などの変えることができない項目は仕方がないのですが、こちらの工夫によってポジティブに見せることができる項目には力を注ぎます。なかでも「相談室からのPR」はとても重要だと思います。先ほど、「会員様との信頼関係が大切」という話をしましたが、会員様から「こう変えてください」と依頼があった時は、迅速に対応しています。2～3日経ってからの対応ですと、「たったこれだけの作業に、どれくらい時間をかけるんだ…」と不信に思われる可能性もあります。細かいことですが、迅速な対応することで信頼を積み重ねていくことができると考えています。

ＮＮＲ　霜田先生にはご加盟後からNNRの様々なセミナーにご参加いただいておりますが、お役に立てておりますでしょうか？

霜田先生　どのセミナーもとても役に立っています。定例会はオンラインになったので、遠方の方も参加しやすくていいですね！ただ、対面で開催される定例会は先輩方が沢山いらっしゃいますので少し緊張します(笑)。加盟歴や開業からの年数などで区切った定例会があれば、もっと参加しやすくなるかもしれませんね。

ＮＮＲ　今後も先生方のご意見を参考に、お役に立てる勉強会を考えて行きたいと思っています。最後に、先生の今後の目標やこのお仕事に対する思いなどをお聞かせ下さい。

霜田先生　婚活事業＝少子化対策と言われていて、その通りなのですが、先ずはパートナーがいるという事がとても大切だと思います。今の時代、結婚してもお子さまを希望されない生き方もありますし、個人の意思が尊重される時代です。しかし「一人ではない、支え合う相手がいる」ことで人生に輝きをもたらします。自分のことを大切に思ってくれる人がいる、認めてくれる人がいる。そのような方が身近にいると、自分に自信が持てるようにもなります。心も安定します。心が満たされた穏やかな大人が親になり、子どもたちから「あんな大人になりたい」と手本になれるのが、私の子育ての理想像です。そのお手伝いに少しでも携われるこの仕事を、一生続けたいと思っています。