土橋 最初の課題である集客を、地方都市でクリアしていることは大変興味深いです。どのような集客方法なのでしょうか?
田崎先生 開業時の集客は、婚活イベントをしていた時の名簿(約300名)を、許可を得て使いました。結婚への意欲が高い方をピックアップできるようアンケートも取りました。意欲の高い方を中心に連絡を入れ、10名弱でしたがご入会いただけました。当時の入会金は、かなり安価な金額で。信用していただけるか、お金も支払っていただけるのかと不安でした。
土橋 最初のご成婚は開業後どのくらい経ってからでしょうか?
田崎先生 最初の成婚は7か月後です。当初は、実績がなく信じてもらうしかありませんでしたが、今では実績もあり自信をもってご案内できるようになりました。
土橋 素晴らしいスタートを切れたのも、それまでの準備があったからこそですね!他にも田崎先生がやられてきた集客法があれば、お教えください。
田崎先生 調べたところ、地元の方の多くがご覧になっているという情報誌を見つけたので、広告を掲載したことがありました。ただ、広告を止めてもご入会いただく人数は減りませんでしたので、山形市内では情報誌への広告掲載はあまり効果がないと判断しました。
それと、交通量の多い道路沿いに看板を出しています。山形では相談室そのものの認知が高くないと感じていますので、結婚相談室という存在を知っていただくことが大きな目的です。山形の方に、「結婚相談室=Le lien」と認知いただけたら最高ですけどね。